【2024夏休み企画vol.6】ヤマハ製のサックスは安心

サックスだけでなく、国産、海外品どちらが良い、どちらが好みなど、皆さんのそれそれ考えがあると思いますが、ここでは、日本を代表するヤマハのサックスについてみてみたいと思います。

目次

1.ヤマハ(YAMAHA)のサックスの特徴

ヤマハがサックスを発売した歴史は古く、1967年にまでさかのぼります。ヤマハはピアノをはじめギターやシンセサイザー、ドラムなど様々な楽器を製造販売されている老舗ブランドです。サックスも中学生の吹奏楽、初心者向けから国内外のプロミュージシャンまで、それぞれの要求に応じたラインナップを揃えています。クラシックからジャズ、ポップスなど様々なジャンルにもフィットする、オールマイティさが安定と安心のブランドになっています。歴代モデル間の大きな差異もなく、常に高いパフォーマンスを発揮してくれます。以下の簡単な歴史を記載します。

1960年代

  • 1967年: ヤマハブランド初のサクソフォン、アルトサックス「YAS-1 」とテナーサックス「 YTS-1」 を発売

1970年代

  • 1978年: プロフェッショナルシリーズのアルトサックス YAS-62 を発売。「62(ロクニー)の愛称で呼ばれ、このモデルのソプラノサックスにおいては、ジャズ、フュージョンミュージシャンが愛用していたこともあり、中古も新品ともに、現在でも人気の高いモデルの一つです。
    同じモデルのソプラノサックスでネックが軽くカーブしているソプラノサックスYSS-62Rはゴールトラッカー、シルバーメッキはビンテージサックス同等の高値で取引きされています。

1980年代

  • 1988年: カスタムシリーズのアルトサックス YAS-855 を発売

2000年代

  • 2002年: カスタムシリーズの EX と Z モデルを発売。これらはプロユースとしてジャズやクラシックのプレイヤーに人気があります。本体のベル部分の「Custom」の刻印が、ひとクラス上のサックスである証です。ソプラノサックスからアルト、テナー、バリトンまで幅広く揃えています。これらカスタムシリーズは、セルマーのシリーズ2やジュビリーなどと比較されても十分に耐えうる名器です。

2010年代以降

  • 2013年: ジャズ向けの YAS-82Z がマイナーチェンジされ、性能が向上しました。
  • 2020年: デジタルサックス YDS-150 を発売。これは電子楽器とアナログ管楽器を融合した企画品です。

まとめ

ヤマハは常に技術革新を続け、幅広いニーズに応えるサックスを提供しています。どの時代のモデルも、それぞれの特徴と魅力がありますが、常に安定した楽器メーカーだと思います。最近は新品のお値段も高額な中、リーズナブルな価格で、価格以上のパフォーマンスが期待できる安心のメーカーだと思います。私も最近までYSS-82ZRSというシルバーのネックカーブドのソプラノサックスを愛用していました。


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