【2024夏休み企画vol.5】サックスのマウスピースメーカー比較

ここ最近、有名なサックスプレイヤーが亡くなりました。ヴィンテージアメセルアルトサックスとメタルのヴィンテージマウスピースを愛用し、ブルージーな『泣き』のサックスは印象的でした。マウスピースは楽器本体と人を繋ぐ一番センシティブなアイテムです。ここでは、利用者の多いマウスピースメーカーと商品について説明します。

目次

1. 代表的なメーカーと商品、特徴

サックス用マウスピースは、サックスの音色や吹きやすさに大きく影響を与える重要なパーツです。さまざまなメーカーから販売されており、素材や構造によっても特徴が変わります。

HENRI SELMER PARIS (セルマー)

クラシックからジャズまでジャンルを選ばず、全音域に渡ってコントロールしやすい吹奏感が人気です。

様々なジャンルの演奏家に愛用されている人気マウスピース。その音は非常にストレートで均質に響き、学生でもプロ奏者にも、柔軟性があってコントロールしやすいのも特徴。輪郭のはっきりとした音色で、音に深みもあります。

YAMAHA (ヤマハ)

クラシックからジャズまで幅広いジャンルで使用でき、吹奏楽部では定番。

アルトサックスマウスピース 4Cは定番中の定番で初心者にもコントロールしやすいです。

Otto Link(オットー・リンク)

ジャズプレイヤーに愛されるビンテージなマウスピースが有名

MEYER(メイヤー)

ジャズからファンクまで、ブライトでパワフルな音色が特徴です。

アルトサックス用のハードラバー5MMは定番で、国内の有名ジャズプレイヤーも愛用しています。

2. ビンテージマウスピースの一例

ビンテージマウスピースは、古い時代に作られたもので、手作業かつ素材のばらつきもあり、それが個体差となり、倍音や音色に大きく影響しています。当たりはずれも大きく、試奏は必須です。以下はビンテージなマウスピースの一部です。

Otto Link “Super Tone Master”
  • 20世紀中ごろに登場したジャズプレイヤーに人気のマウスピース。
  • ウォームで豊かな音色が特徴。
Selmer “Soloist”
  • クラシックからジャズまで幅広いジャンルで使用されたビンテージマウスピース。
  • バランスの取れた音色が魅力。

Brilhart “Tonalin”
  • ブライトでパワフルな音色が特徴です。
  • ジャズプレイヤーに特に人気です。
Berg Larsen
  • 太くて艶やかな音色が出せるマウスピースでテナーサックス用としても人気です。
  • 深いバッフルとチャンバーが特徴です。

まとめ

サックスのマウスピースは、楽器メーカーの付属品でも初心者には安心して利用できますが、自分の音色を意識してくるようになると、重要なアイテムです。ビンテージは当たりはずれもあり、中古品とはいえ、高額で取引されています。必ず試奏して選びましょう。


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