名器紹介【ビュッフェ・クランポンのサックスS1(エスワン)の魅力】

個人的に名器だと思うサックスを紹介します。

こんにちは、サックス愛好家の皆さん!今日は、ビュッフェ・クランポン の「S1(エスワン)」モデルのサックスについてお話ししたいと思います。このサックスは、クラリネットで有名なビュッフェ・クランポンが作ったクラシックからジャズまで幅広いジャンルに対応する楽器として有名です。

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ビュッフェ・クランポン 『S1』 シリーズ

ビュッフェ・クランポンは、1825年にフランスで設立された木管楽器の名門メーカーです。1866年にアドルフ・サックスがサックスを発明してから約20年後、ビュッフェ・クランポンは初のサックスを製造しました。それ以来、数々の名器を世に送り出してきましたが、その中でも特に注目されるのが「S1」シリーズです。

    S1の歴史(クラシック界で唯一のヴィンテージサックス)

    ビュッフェ・クランポンのS1サックスは、1970年代に初めて登場しました。このモデルは、クラシックからジャズまで幅広いジャンルで使用され、その音色と品質で高い評価を得ています。特に、1981年に登場した「S1プレスティージュ」は、銅の合金を使用したボディが特徴で、特にクラシック界で評価されるヴィンテージサックスとして知られています

    S1の特長

    ビュッフェ・クランポン S1 サクソフォンの特長は、その明るく、柔らかな響きです。このモデルは、真鍮材を使用しており、音程を保つにはややコツがあるものの、ベルから抜ける音色は、奏者の頭上に抜けて広がるような感じが魅力です。また、ラッカー塗装仕上げで、右手小指キイ(Low E♭/Low C)はローラー式を採用し、操作性も優れています。

    定期的なメンテナンスを行うことで、30年以上経過しても良好なコンディションのソプラノを所有していましたが明るいだけでなく、そこに深みのある倍音の効いた名器でした。

    このように、ビュッフェ・クランポン S1 アルトサクソフォンは、その歴史と特徴から、多くの演奏家に愛され続けている名器です。

    それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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